ミニマリストが怖い…
こんにちは! ミニマリストつかさです。
今回は、ミニマリストによくある批判をご紹介し、誤解を解いていきたいと思います。
みなさんは「ミニマリスト」と聞いてどのような印象を持ちますか?
「シンプルな暮らしで憧れる!」
「合理的な生活!」という反応がある一方、
「貧乏くさい、、」
「宗教っぽい、、」という意見もあります。
最近は「ミニマリスト、辞めました…」という人も多く、ミニマリストは全体的に良い印象ではなさそうです。
しかし、ミニマリストによくある批判はほとんどが誤解です。
今回は、ミニマリストによくある批判を解説して1つずつ誤解を解いていきます。
・ミニマリストを批判している人
・ミニマリストを怖いと思っている人
ミニマリストによくある批判

ミニマリストによくある批判は以下の通りです。
・経済が回らない
・ミニマリストはただの貧乏人
ミニマリズムは宗教みたい
ミニマリストとして生活していると、「宗教みたい…」という反応をされることがあります。
ミニマリズムが宗教のように見える理由は、次のようなことが考えられます。
・「モノは少なければ少ないほど良い」という価値観
多くの人はこの2つの理由から、宗教のように見えるのだと思います。
1つ目の「モノを減らすと幸せになれると訴えてくる」は、
「モノを減らせば、幸せになれる」という論理の飛躍が原因です。
僕自身モノを減らしていくことで、間違いなく生活満足度が上がりました。
それはモノを減らすことで合理的な生活ができるようになったので、生活満足度が上がったのです。
少ないモノで生活していると、生活における時間やモノの無駄に気がつくようになります。
それを1つずつ無くしていくことで生活満足度を上げているのです。
決してスピリチュアルな効果が発生したわけではありません。
合理的な生活を目指すには、モノを減らすことが1番の近道なので、ついつい説明不足になっています。
「モノを減らす → 生活の無駄がなくなる → 生活満足度が上がる」という流れをもっと説明していきます。
2つ目の「モノは少なければ少ないほど良い」という価値観は誤解です。
ミニマリズムを本当に理解している人の中にこのような考えの人はあまりいません。
ミニマリストとは「ただ何も持たない人」ではなく
「目的を持って、少ないモノで生活している人」です。
ミニマリストは自分の望む生活に必要なモノを、自分の基準で所有しています。
ミニマリストは生活の知恵をアドバイスし合うことはあっても、
モノの少なさでマウントを取ったり、断捨離を強要することはありません。
もしそのようなことをされたならば、その人はミニマリストになる目的を見失っています。
ミニマリストはミニマリズムが競争でないことを知っており、モノの少なさを自慢することはありません。
ミニマリズムが宗教のように見えるのは、ミニマリストの説明不足による誤解なのです。
もしくはミニマリズムを理解していない人の仕業なのです。
経済が回らない
ミニマリストについてネットで調べていると
「ミニマリストが増えると経済が回らない…」という意見がありました。
そもそも、どの視点から「経済が回らない…」と発言しているのか疑問ではありますが、これも誤解です。
ミニマリストは単なる倹約家ではありません。
自分の時間を増やしてくれるモノや、仕事の生産性を上げてくれるモノにはしっかりお金を掛けます。
実際にミニマリストの家には一般家庭にはあまりない、乾燥機付き洗濯機やお掃除ロボットがあることが多いです。
ミニマリストは無駄なモノにお金を使わないだけです。
むしろミニマリストのような視点でモノ選びができると、世の中に良い製品が増えると思っています。
それにミニマリストさんには、投資や資産形成をされている方も多くいらっしゃいます。
ただ貯金するのではなく、投資をして株式市場にお金を預けています。
株式を通じて増えたお金で、企業が経済活動を行うと経済は回っていきます。
「ミニマリストが増えると経済が回らなくなる」という批判は、ミニマリストの実態を知らない人の意見です。
ミニマリストはただの貧乏
モノが少ない部屋を見て、
「ミニマリストはただの貧乏」という意見があります。
この意見も誤解です。
そもそも皆さんが想像するような、本当に何もない部屋に住んでいるミニマリストはごく少数です。
メディアが紹介する方に極端なミニマリストが多いだけで、ほとんどのミニマリストはもっとモノを持っています。
(想定図)

ミニマリストは「持てない」のではなく、「持たない」のです。
みなさんは「お金持ちの家」と聞くと、どんな家を想像しますか?
ホテルのようなすっきりした部屋を想像しませんか?
ドラマではお金持ちの家はモノを少なくシンプルに見せ、
貧乏な家はモノをたくさん置いて余裕のなさを演出するようです。
極端なミニマリストさんの中には、貧しい暮らしをされている方もいらっしゃいます。
しかし、彼らは貧乏な生活をほとんど趣味でやっているのです。
彼らは「貧乏」ではあっても、それを「不幸」だとは思っていません。
ミニマリストは自分の時間やお金を増やすために、“あえて”持っていないのです。
ミニマリズムのおかげで貧乏な生活が好転することはあっても、ミニマリズムのせいで貧乏になることはありません。
まとめ

ここまで、ミニマリストによくある批判を紹介し、誤解を解いてきました。
いかがでしたか?
ミニマリストへの批判には、ミニマリストの極端な例や悪い例を取り上げたものが多かったです。
僕の結論としては、
「ミニマリストを批判している人は、ミニマリズムを知らないだけ」だと思います。
確かに一部には、「人の持ち物に口を出し、批判する」嫌われるようなミニマリストもいます。
彼らはミニマリズムをわかっておらず、ただ少ないモノで生活しているのです。
そもそも自分の生活に被害がないのに、他人の生活を批判することは間違っています。
彼らにこそ、ミニマリズムを知って欲しいです。
ミニマリストへの批判は、ミニマリストの実態を知らないが故の批判なのです。
もしミニマリストを批判する人がいれば、そういう方にはぜひミニマリズムを知ってほしいです。
誰かを批判するような、余裕のない生活が改善できると思います。
この記事がミニマリストの誤解を解き、ミニマリストを目指す人の心の支えになれば嬉しいです。